夏に音-文字の学習を始めた中学生。基本の42音に加え、ジョリーフォニックスの教材を使って同音異綴りの学習も進めています。日々のレッスンでは、基本的に英単語の読み書きと、英文(単文)理解に取り組んでいます。週1回の学習でしたが、9月に入って週に2回頑張りたいと自分で目標を立てて、実行しています。

先日、約80語のまとまった英文を音読する学習で…

私のサポートなく自分で最後まで読むことができました。

音読中に「この単語の読み方はね…」と指導したものは1つもなく、これまでに学んだルールを使い、自分で文字を追って読んだ結果でした。

最後まで音読が終わった後、

「全部自分で読んだやん✨」と伝えると…

「なんか、読めました…!!😳」と、本人が一番驚いていました!

実はこれはよくある現象で、読んでいる時は夢中で自覚はないようですが、読み終わった後に「あれ、なんか読めたぞ…」と自分ができたことに対して驚きと達成感がじわっと湧き上がるようです✨ (最初に英文を見た瞬間は、「なんか文字が多いんですけど…」という不安な表情をする人が多いのですが…。)

書かれた文字と音とが結びつき、英文を自力で音声化できることは、高次の読みへつながる大きな一歩です。そこから英文の理解につなげます。英文の理解も、一つひとつ日本語に直していくのではなく、イラストを並び替えたり、一緒に足りない情報を絵や言葉で書き足したりしながら、「日本語訳を介さずに理解を促す支援」をしていきますのでお任せください😊

最後は生徒自身が自分と関連することについて英語で表現していきます。

この日英文を自分で読んだ生徒は、自分が飼っている犬についての紹介文を書きました。

主語による動詞の形の変化も、カードや例文を使いながら理解を少しずつ深めて、身につけていきます。

大事なのは、プロセスを短縮せず、結果を急がずに習得を目指すことかもしれません。

そうしていれば、

「あれ、なんか読めたんですけど」

「なんかわかった!」

「書けちゃいましたね…」

と、自分の成長を実感する瞬間がやってくるものです😊

つづりに迷っても、正しい発音を聞けば音素に分解して自分でつづれるようになってきました✨